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夜の森は獣たちのもの~坂田マサコと歩く暗闇の高尾山~

【夜の森は獣たちのもの~坂田マサコと歩く暗闇の高尾山~】



ガイド・坂田マサコより

「森の中、夏の夜はにぎやかです。
夜鷹やトラツグミの鳴き声、小さな獣たちの気配、昼前より心なしか大きく聞こえる川の水音…

まだ少し明るい日暮れ時から歩き始め、だんだんと物の境界があいまいになってくるのを感じながら、ふと気付くと真っ暗闇。視力に頼れない分、耳や皮膚がどんどん 敏感になってきます。

藪に入っての獣体験や一人歩きタイムなど普段経験できない暗闇体験です。

本来、夜の森は獣たちのもの。人はおじゃま虫。夜の森に入ると自ずから「おじゃましてます…」という気分になります。その気持ちが大事!

ムササビの子どもたちが、そろそろ飛ぶ練習をする頃。運が良ければ会えるかも知れません。ぜひ、夜の森に遊びに来てください。」

【日時】7月23日(日)※小雨決行
集合17時30分
解散は20時半頃の予定

【集合場所】日影沢林道入り口
(八王子市裏高尾町1343-1)

【アクセス】JR/京王線「高尾駅」北口より「小仏行き」バス乗車、日影バス停下車、バスの進行方向に徒歩3分。
※17時12分発に乗ってください。1時間に1本と本数が少ないのでお気をつけください。
※駐車場がわずかしかありませんので、できるだけ公共交通機関を利用してお越しください。

【参加費】2000円(小学生以下無料)

【持参するもの】飲み物、歩きやすい靴(スニーカーで大丈夫です)、雨天の場合は雨具、あれば懐中電灯やヘッドライトなど(なくても大丈夫です)
【定 員】 10名
 →申込はこちらから https://ws.formzu.net/fgen/S18803302

※参加ポチだけではカウントされません。満員の際など、申込み忘れによる後からの受け入れは出来ないこともあります、お気をつけ下さい。


【ガイド紹介~坂田昌子~】

 国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表/環境NGO虔十の会代表。
 CEPAジャパン理事、高尾山ネイチャーガイド。また環境関連だけでなく高尾山天狗トレイル実行委員長、八王子古本まつり実行委員長など 地域活性化にかかわる活動も積極的に取り組んでいる。地元の東京都高尾山の自然保護を行いつつ、生物多様性条約締約国会議や国連持続可能な開発会議などにも継続的に参加。ローカルとグローバルをつなぐ環境活動に力を入れ、日本各地での講演活動や地域の生物多様性保全の取り組みへの協力を行っている。  


  • 2017年07月09日 Posted by 虔十の会(ケンジュウノカイ) at 13:482017

    南方熊楠から学ぶ生物多様性【粘菌ってスゴイ!!】

    いきもの暮らしの心得 vol.12

    南方熊楠最終回「粘菌の世界はスゴイ!」



    ・日 時 7月20日(木) 19時~21時30分
    ・申込み先 https://ws.formzu.net/fgen/S60865660
    ・場 所 ギャラリーむみじか
        東京都八王子市初沢町1299
    ・参加費 1000円+ワンオーダー
    ・講 師 坂田昌子 

    熊楠が生涯を通して研究したのは隠花植物、特に粘菌でした。
    粘菌、粘っこい菌かな?と思っちゃいますが、カビ、きのこ、酵母といったいわゆる菌類ではありません。アメーバのようなもの。
    と言っても、動物のように動き回りバクテリアを食べてるので動物かと思いきや、胞子を飛ばしたり、動かなくなって固まったり…
    動物と植物のはざまに在り、個と集団のはざまに在り、陰と陽のはざまに在る不思議な存在。
    熊楠は、ミクロに広がる宇宙、生命の根源につながる何かと向き合い続けたのかもしれません。
    宝石のように美しかったり、気持ち悪かったりと豊かな粘菌の世界に触れながら、熊楠の視点に学びたいと思います。



    ☆生きものぐらしの心得とは……

    生き物(生物多様性)の話しとなると、
    「絶滅危惧種の話しかな?」
    「動物には興味ないんだよなー」
    「植物は見て楽しめればいいやー」
    などと、思われる方も多いかもしれません。

    もちろんそういう分野も大切なことなのですが、生きものぐらしの心得では文化、暮らしに注目!!
    生物多様性は知ってみればみるほど、身近な話題が満載です。

    講師は、高尾山の環境保全に取り組み続けているNGO虔十の会(ケンジュウノカイ)の代表・坂田マサコさん。国連生物多様性の10年市民ネットワークの代表でもあり、小さな町のカフェから海外の国際会議までと世界を飛び回る女性。
    本業(というか収入源としてのお仕事)は古本業を営む。大学では歴史学を専攻。

    専門家にしか分からない専門用語が並んだりはしないのでご安心ください。フツーの人が分かる言葉で痛快にお話してくださいます♪

    ご参加お待ちしています。  


  • 2017年07月09日 Posted by 虔十の会(ケンジュウノカイ) at 13:452017

    グリーンタイガーが目覚める!!

    明日20日(土)に高尾駅前にて無料開催

    【「グリーンタイガーが目覚める!―進行中の中国環境運動」上映会】

    コーディネーター坂田昌子さんより
    「本当は空も海も国境何てものは関係がない。大気汚染、放射性物質は軽々と国境を超えるし、渡鳥たちも越える。環境運動も一国主義を克服しなくては…まずはあまり馴染みのない中国の環境運動の現状を知ることから!ぜひ、ご参加ください。」

    日 時:5月20日(土)13時~17時
    参加費:無料。予約は
    https://ws.formzu.net/fgen/S18803302/   
    場 所:むみじか  (高尾駅南口徒歩3分)
         東京都八王子市初沢町1299
    ゲスト:朱惠雲(東アジア地球市民村)
    コーディネーター:坂田昌子(虔十の会及び国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表)


    中国の環境問題と聞いて、日本人の頭に浮かぶのはPM2.5やすさまじいスモッグで覆われた北京の灰色の空だと思います。
    確かに急激な近代化を推し進めた中国で環境問題は深刻な状況。
    PM2.5だけではなく、巨大ダム建設問題など様々な開発による生態系や人々の暮しの破壊という問題も抱えています。

    しかし、このような環境問題に取り組む草の根の活動家たちがたくさん存在します。
    同じ東アジアであり、日本には多くの中国人が訪れるにもかかわらず、わたしたちは中国の環境活動がどのように取り組まれているのかまったくと言っていいほど知りません。

    環境問題は国境を越えて解決の道を模索しなくてはならないテーマです。また、日中の政治的環境が良好とは言えない今の政権のもとで、国家を介さず、face to faceの付き合いを積み上げていくことはとても大切!
    いつの日か、渡り鳥たちが自由に大陸と日本列島を行き来するように、わたしたちも国境を越えてつながり、様々なことを語り合いたい…

    なかなかつながりを持てていない現状を変えていくための第一歩として、中国の環境運動最前線の現況をダム問題の映画を見ながら朱惠雲さんに解説していただき、じっくりゆっくり話し合いましょう!
    (朱さんは日本語ペラペラなのでご心配なく!)




     
    ここまで、坂田昌子さんからの案内文。

    というわけで、明日はむみじかでお待ちしております。予約なしのドタ参、遅刻、早退、ドタ参も歓迎です。稀有な機会ですので、ぜひ少しでも足をお運びください!!
    (虔十の会スタッフ 萩岡まみ)
      


  • 2017年05月19日 Posted by 虔十の会(ケンジュウノカイ) at 11:542017

    高尾山の春満喫ガイド

    ◆坂田マサコの高尾山の春満喫ガイド@裏高尾◆

    高尾山は春爛漫!
    足元にひろがる多様な草花たち、上を見上げれば樹木たちの芽吹き、さまざまな鳥たちのさえずり。
    4月の高尾山で、いろんな命がうごめいている自然界の不思議に魅入られる一日を過ごしませんか? 





    草木や虫たち、鳥たちが紡ぐ命の物語を伝えるガイドを行います。
    ぜひ、ご参加ください。

    ガイド紹介~坂田昌子~
     国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表/環境NGO虔十の会代表。
     CEPAジャパン理事、高尾山ネイチャーガイド。また環境関連だけでなく高尾山天狗トレイル実行委員長、八王子古本まつり実行委員長など 地域活性化にかかわる活動も積極的に取り組んでいる。
     地元の東京都高尾山の自然保護を行いつつ、生物多様性条約締約国会議や国連持続可能な開発会議などにも継続的に参加。ローカルとグローバルをつなぐ環境活動に力を入れ、日本各地での講演活動や地域の生物多様性保全の取り組みへの協力を行っている。

    【日時】4月23日(日)
    集合10時、10時30分出発
    解散は16時予定

    【集合場所】日影沢林道入り口
    (八王子市裏高尾町1343-1)

    【アクセス】JR/京王線「高尾駅」北口より「小仏行き」バス乗車、日影バス停下車、バスの進行方向に徒歩3分。
    ※9時52分発に乗ってください。本数少ないのでお気をつけください。
    ※駐車場がわずかしかありませんので、できるだけ公共交通機関を利用してお越しください。

    【参加費】2000円(湧き水コーヒー付き、小学生以下無料)

    【持参するもの】飲み物、お弁当、歩きやすい靴(スニーカーで大丈夫です)、雨天の場合は雨具

    【参加申込方法】
    takao.kenju@gmail.comまで連絡下さい。
    件名を「4月23日ガイド」とし、お名前、年代、人数をお願いします。
      


  • 2017年04月16日 Posted by 虔十の会(ケンジュウノカイ) at 17:172017

    森で出会う百薬たちの世界

    虔十の会代表・坂田マサコが主催している八王子古本まつり関連のお知らせです。
    坂田さんが実は古本屋だということを知らない人が以外に多い(笑)

    坂田さんより
    「八王子古本まつり恒例のカフェトーク、今回のゲストは日本でただ一人のチベット医である小川康さん。
    お話しめちゃくちゃ面白いですよ~
    先日、上田まで会いに行ってきました。なんと5時間ちかくお互いしゃべりまくり(笑)
    その楽しさをみなさんにお裾分けしたいのでぜひ来てくださいね~」

    以下、イベント詳細です。



    【森で出会う百薬たちの世界】

    実は世界でも有数の、植物の多様性が豊かな国、それが日本です。特に八王子市には日本で一番植物が多い高尾山(約1300種)が鎮座しています。
    90歳以上のおばあちゃん・おじいちゃんの時代「植物に囲まれている」ということは、すなわち「薬に囲まれている」ということでもありました。山や野に入り、当たり前のように様々な植物を見分け、煎じたり、乾燥させたり、お風呂にいれたりと使い分けていました。
    そんな伝統的な知恵がどんどん失われ、植物たち=百薬を使う文化が消え始めたとたん、百薬たちは雑草になってしまったように思います。
    日本で唯一のチベット医・小川康さんをゲストにお招きして、森は色とりどりの薬草で溢れていること、薬草文化のこと、チベット医学とは?医学とチベット仏教の関係は?など、お話しを伺います。

    ■コーディネーター 坂田昌子(高尾山生物多様性ガイド、八王子古本まつり実行委員長)

    ・ひにち 14:00-17:00
    ・ところ となりわ / 八王子市横山町9-10
    (JR八王子駅北口から徒歩8分)
    ・参加費 1,500円 + 1 order
    ・申込み 氏名、参加人数、連絡先を記載の上、以下までご連絡ください。
     Eメール gensen31@dance.ocn.ne.jp
     FAX 042‐684‐9119


    ◆ゲストプロフィール
    小川康(薬剤師・チベット医)

    東洋と西洋の医学を薬学で結ぶ情熱の薬剤師。
    富山県出身。1970年生まれ。「森のくすり塾」主宰。東北大学薬学部卒。薬剤師。元長野県自然観察インストラクター。薬草会社、薬局、農場、ボランティア団体などに勤務後、 99年1月よりインド・ダラムサラにてチベット語・医学の勉強に取り組む。2001年5月、メンツィカン(チベット医学暦法学大学)にチベット圏以外の外国人としては初めて合格し、2007年卒業。晴れてチベット医(アムチ)となる。チベットの歌や踊りにも造詣が深い。2009年7月小諸に富山の配置薬を扱う「小川アムチ薬房」開店。(現在は「森のくすり塾」に改称、長野県別所温泉に移転)2015年3月、早稲田大学文学学術院を卒業。修士論文のテーマは「薬教育に関する総合的研究」 著書:『僕は日本でたったひとりのチベット医になった ヒマラヤの薬草が教えてくれたこと』(径書房)『チベット、薬草の旅』(森のくすり出版)
    http://morinokusurijyuku.net  


  • 2017年04月11日 Posted by 虔十の会(ケンジュウノカイ) at 00:252017

    鎮守の森と生物多様性~生きものぐらしの心得~


    毎月開催されている、虔十の会代表の坂田昌子が講師の虔十寺子屋カフェ・生きものぐらしの心得vol.9のご案内です。
    直前のご案内ですみません。

    ・日 時 4月4日(火)19時~21時
    ・場 所 いまここcafe杜丸
         高尾駅北口駅前のコミュニティカフェ
    http://imakokocafe.wixsite.com/morimaru/location
    ・参加費 1000円+1オーダー


    ~鎮守の森と生物多様性~

     神社に行くとまずは鳥居をくぐって、参道を進むと森に囲まれたり、バックに森を抱えたお社があり、わたしたちは自然と森や山に向かって礼拝をする形になります。このような神社を囲むように存在する森を「鎮守の森」と言います。

     わたしたちは、神社にある建造物に神さまが宿っていると思いがちですが本当はそうではありません。もともとは、森や山そのもの、巨岩、滝、清水がわき出ている場所など自然物が信仰の対象だったんです。鎮守の森には、樹齢何百年にもなる大木があったり、フクロウ類やムササビをはじめ地域の守り神とみなされる動植物が生息しています。また、お祭りや年中行事の中心には、いつも鎮守の森がありました。地域住民にとっては大切な場所なので、みんなで手入れを行い人々の心のよりどころだったわけです。

     そんな日本は集落ごとに鎮守の森があったと言っていいほど鎮守の森だらけでした。
    その数だけ祀られる神様が存在したということです。明治39年に施行された「神社合祀令」以降、小さな神様は大きな神様にどんどんまとめられてしまい、伐採されて消えた鎮守の森は大変な数にのぼります。そして今は、都市化とそれにともなう地域コミュニティの消失によって鎮守の森はどんどん減ってしまいました。

     今残っている鎮守の森は、長い信仰の歴史によって守られてきたので、植生はその地域本来のものであったり、地域固有のものであったりします。鎮守の森と生物多様性はとても深い関係にあります。

     さまざまな鎮守の森を知り、破壊と保存の経緯を学びながら、わたしたちにとって鎮守の森はどんな意味があるのか考えてみましょう。


    ☆生きものぐらしの心得とは……

    生き物(生物多様性)の話しとなると、
    「絶滅危惧種の話しかな?」
    「動物には興味ないんだよなー」
    「植物は見て楽しめればいいやー」
    などと、思われる方も多いかもしれません。

    もちろんそういう分野も大切なことなのですが、生きものぐらしの心得では文化、暮らしに注目!!
    生物多様性は知ってみればみるほど、身近な話題が満載です。

    講師は、高尾山の環境保全に取り組み続けているNGO虔十の会(ケンジュウノカイ)の代表・坂田マサコさん。国連生物多様性の10年市民ネットワークの代表でもあり、小さな町のカフェから海外の国際会議までと世界を飛び回る女性。
    本業(というか収入源としてのお仕事)は古本業を営む。大学では歴史学を専攻。

    専門家にしか分からない専門用語が並んだりはしないのでご安心ください。フツーの人が分かる言葉で痛快にお話してくださいます♪

    ご参加お待ちしています。

    (投稿者 虔十スタッフ・まみ)

      


  • 2017年04月03日 Posted by 虔十の会(ケンジュウノカイ) at 11:332017