高尾ツリーダム落成!
え~、本日はお日柄もよく・・・っていいたくなるような、ホントに突き抜けるような青空の下、ツリーダム落成記念パーティは始まりました。出席者はスタッフも含めると、なんと110人! ハレの日をみんなで賑やかにお祝いしました。
パーティはまず虔十の会代表・坂田の挨拶で幕を開けました。そして、みんなで乾杯する前に、ツリーダムを懐に抱いて くれ てるモミの樹に感謝して、お酒を幹にかけて飲んでもらいました。さらにモミの樹が立っている高尾の土地にもお酒を飲んでもらいました。それからやっと私たち人間が乾杯!
メインの会場は最初に作った大きなデッキ。そこにたくさんの人が座り、料理やお酒を楽しみながら、JTN(ジャパンツリーハウスネットワーク)の代表、小林崇さんのスピーチに耳を傾けています。小林さんがいなければこのツリーダムはできませんでした。間近で一緒に作業をしたり、いろんなことを教えてもらえたことは、とても幸せなことでした。
「ツリーハウス自体は全然エコではないんだけど、ツリーハウスを作っていくことによって木のことや森のことをもっと深く知ることや、感じることができる」って小林さんが言ってた意味が今は少しわかったような気がします。出来上がったツリーダムを通じてこれからもっといろいろ感じていきたいです。
お次はパタゴニア渋谷店の伊藤ひろし君。虔十の会との出会いか らツリーハウス作りにいたるまで、話してくれました。パタゴニアには普段からサポートしてもらってて本当に感謝です。中でも渋谷店のひろし君と大谷さんには足しげく高尾に来てもらっています。ありがとうです!
その後、なんちゃって棟梁の虔十・永友のまとまらない話し(スンマセン)を終えて、ちょっと歓談の時間。おいしい料理が続々と運ばれてきます。今回の料理は和泉シェフを中心に虔十スタッフで前日から心を込めて作りました。100人前の料理なんか作ったことないよ・・・とぼやきながらも、きちっと作ったのはさすが! 評判も上々で、これからも虔十の厨房は和泉シェフに任せとけば間違いないッスね!
まったりしたいいムードの中、スズキキヨシさんのカリンバの涼しげな音が響き始めました。キヨシさんはCD『カリンバの島』をこの間だしたばっかり。ココロとカラダをほぐしてくれるようなここちよさ。 気づいたらカラダでリズムを取ってました。
キヨシさんは、エコ雑貨がんこ本舗のきむちんさんとヘンプ編みの麻太郎さんと3人で前日から来てくれて、料理の下ごしらえの手伝いまでしてくれました! リズムを取りながらチーズを肉に巻いたり、胡桃を割ったり。現場がすっごく楽しくなってました! 今度は虔十が湘南の海に遊びに行きます! そうそうキヨシさんのCD、カリンバはがんこ本舗のホームページでチェックできますので是非見てみてください!
さてココロとカラダがほぐれたら、今度は解放しましょう! 佐々木かおるさんたちドラムサークルの面々が打楽器を打ち鳴らします。リズムワークショップの始まりです! 参加者がそれぞれいろんな鳴り物をもって、思い思いにリズムを刻んでいきます。最初は遠慮がちだった人もファシリテーターのかおるさんに乗せられて、ドンッ!と思いっきり叩いたり。鉦を叩きながら踊りだしたり。そ れぞれが楽しそうに、共振し合ってる感じです。
エントランスデッキのほうでは麻太郎さんがヘンプを編むのを教えてくれたり、わかなパンが臨時オープンしたり(とってもおいしかった!)、エコ雑貨がんこ本舗がまったく商売っ気ないよ うな感じで尾根筋でまったり出店(でも商品はスゴイんです!)したりと、なんかいい感じです。
また虔十の会ウェブマスターが今度はバーのマスターになった「こぐまBar」も本日オープン。裏高尾のおいしい豆腐屋さんの豆乳を使ったカクテルが好評でした。
エントランスデッキからツリーダムに渡る吊り橋は子どもたちに大人気。揺らすなっつってるのにわさわさ揺らしながら渡ってました。ダメだってーの!
料理もデザートまですべて出し終えたら、いよいよ落成パーティもそろそろ中締めです。
この高尾ツリーダムのある敷地のを提供してくれた峰尾勉さんにあいさつをしてもらいました。ツリーダムワークショップにもしょっちゅう顔を出してくれて、いつも差し入れにお菓子を持ってきてくださったり、足りない道具を貸してくれたりと、すごーく助けてもらいました。本当に感謝です!
高尾山の自然を守る市民の会の橋本さんにもあいさつしていただきました。 ツリーダムがある土地には市民の会の事務所があって、橋本さんたちが会議をしたり仕事をしてる中、ワークショップで作業をしてうるさかったりと本当に迷惑をおかけしました。
そして、最後に虔十の会・坂田が高尾山に迫ってる危機のことについて話しました。
圏央道のトンネルが掘られてしまうと高尾山は枯れてしまうかもしれないんですよね。こんな気持ちのいい場所がどうなるかわからない・・・。気持ちがいい、ここちがいいから人って大切に思ったり守ろうって思ったりする。それを感じられる場所の1つとしてこのツリーダ ムは作られて、これからはどんどん使っていって、いろんな人がいろんなと人と繋がっていけるような場所になればいいなあって思ってます。
とりあえずパーティは無事終了しましたが、まだ飲み足りない、しゃべり足りない人は残って、夕暮れの光射すツリ ーダムを楽しみました。デッキを彩ったお花は虔十スタッフの舘さんが活けてくれました。それとツリーハウスからぶら下がってたひょうたん。実はスピーカーだったんです! すごくやわらかい音がするそのひょうたんスピーカーは、スタジオワープさんのものです。不思議で楽しい空間がこのパーティの日は出来上がってました。
これからも高尾ツリーダムでは、高尾の自然のいろんな面を五感を使って感じてもらえるようなイベントを「高尾ツリーダムカフェ」と題してやっていきます。
いろんな人が集まって、ここから何かが始まるような場所になったら嬉しいです。
連休中の高尾山は原宿のよう
高尾山コレクションカレンダー
『エココロ』で紹介されました。
春に嵐のたとえもあるさ・・・ツリーダムワークショップ最終回!
ツリーダムワークショップin陽だまり!
2006年04月14日 Posted by虔十の会(ケンジュウノカイ) at 23:48 │Comments(1) │ツリーハウス
楽しかったねぇ!
一日中、ツリーダムでは笑い声が絶えなかったなぁ。
最後の方で、トンネル工事によって高尾山の置かれている厳しい状況の話をした時、本当にみんなが真剣な顔をして聞いててくれたことがとても嬉しかった。それだけ、この日が参加者のみなさんにとって気持ちよかったからだと思う。
料理班&ギャルソンボーイは本当にご苦労様でした!
おいしい料理にステキな気配り。カンペキ!
今度はスタッフだけで「まったりダラダラ飲み会」をツリーダムでやりましょ♪