やま、かわ、うみ、そら FESTIVAL(5月21日)

虔十の会(ケンジュウノカイ)

2005年06月05日 15:58

「やま、かわ、うみ、そら FESTIVAL」。
その名が示すとおり、山・川・海・空があげる悲鳴に耳を傾けて、豊かな自然を守ろうという趣旨のイベントが、立川の国営昭和記念公園で開催された。

高尾山の圏央道トンネル工事、川辺川の巨大ダム建設工事、有明海・諫早湾の干拓工事、そして首都・東京の大気汚染問題などをはじめ、全国から山・川・海・空を守る活動をしている人々が集まった。



 



 



 













このイベントは2部構成になっており、1部会場では各団体がブースを出展し、山・川・海・空の尊さと、そこに迫りつつある危機を訴えた。僕たちエコアクション虔十の会のブースも、多くの方に立ち寄って頂き、高尾山の現状に耳を傾けてもらうことができた。裏高尾のおじいちゃんが大切に育てた梅干し、そら豆、きぬさやも大好評。買って頂いた皆さん、おいしかったでしょ?SAVE TAKAOをPRしたオリジナルデザインのTシャツも客目を惹いた。1300種類もの植物が息づいているオシャレな高尾山らしく、2種類作ったTシャツは、どちらもデザイン担当も自信の作品。ぜひぜひこの夏は、ファッショナブルにSAVE TAKAOを訴えて!



 



2部会場では、山・川・海・空を愛する多くのアーティストが、音と踊りで自然界からのメッセージを伝えてくれた。GOCOOやKING、渋さ知らズ、スズキキヨシと旅心音楽団、神鬼廊、savetakao.comなど、これまでの高尾山関連イベントでも最高のパフォーマンスを見せてくれたグループをはじめ、多くのアーティストたちからのメッセージに、会場に集まったお客さんはもちろん、イベントのスタッフまでもが五感を解放して楽しんだ。

この日、イベントに来場してくれた方の数は、約1,500人。僕たちが過去に開催したイベントの中では、ダントツで1番の客数。多くの方々が、山・川・海・空からのメッセージに、耳を傾けてくれたことを、本当に嬉しく思う。

効率性ばかりが重要視される現代。街の喧騒や騒音によって大切な自然の声がかき消されてしまわないように、僕たちは大きな声で伝え続けたい。やま、かわ、うみ、そらの悲鳴を。

(こぐま)


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