TREEDOMワークショップ(7月9日・10日)
7月第一週の高尾山は、梅雨の寒空でした。前回のワークショップでナガトモ棟梁(とうりょう)が「暑いさかり」と言っていましたが、今日はじっとしていると上着が欲しくなるほどの肌寒さでした。
さて、今回の作業は、デッキに手すりを付ける作業です。JTN(ジャパンツリーハウスネットワーク)の柳田さんから手順についてのレクチャーを受けながら、3班の作業班に分かれての作業になりました。
前回のワークショップでモミの木を囲んでデッキが完成していたので、斜面で作業するよりは遥かに作業効率が上がります。ただ、マルノコやインパクトドライバーなど工具が限られているので、誰かが使っていると順番待ちになり、その分作業が進みません。午後にはとうとう雨も降り出してきて、少し早めに一日目の作業は終了しました。
宿泊場所である、高尾グリーンセンターに着く頃にはどしゃ降りの雨になっていました。明日朝まで降水確率100%という予報では、次の日の作業が危ぶまれます。
しかし、翌朝になると予報が嘘のように晴れ空が広がっていました。わが虔十の会には驚異的な「晴れ女」(?!)が存在するのです。
それはともかく、一日目の遅れを取り戻すべく、各班は作業を開始したのでした。手すりはデッキの梁の部分に立てられた柱に、フェンスを取り付けるという作業です。柱の間隔はそれぞれ微妙に違います。それぞれ計算して、材料に鉛筆で正確に線を描き、その線通りにマルノコの刃を動かさなければフェンスが組み上がりません。ミリ単位の正確さが要求される中、みんな慎重に作業を進めます。今回大活躍だったのは、木材を垂直に裁断するための「ジャスティー」と呼ばれる工具でした。余りに需要が多いため、「ジャスティー待ち」に10分とか要したりして、ついには手製ジャスティーを作るに至りました。だいぶ時間が押してしまいましたが、夕方には各班ともフェンス部分を完成させ、デッキ手すりを無事組み上げることができました。
最後にみんなで手すりをバックに記念写真を撮りました。みなさん、どうもご苦労様でした。
次回のワークショップは8月6日、7日になります。
(田畑)
連休中の高尾山は原宿のよう
高尾山コレクションカレンダー
高尾ツリーダム落成!
『エココロ』で紹介されました。
春に嵐のたとえもあるさ・・・ツリーダムワークショップ最終回!
2005年07月17日 Posted by虔十の会(ケンジュウノカイ) at 23:05 │Comments(3) │ツリーハウス
「高尾山にツリーハウスを作ろう」という目標を掲げてスタートした、高尾山ツリーハ
一時は天候がどうなるものかと思いましたが、2日目は見事に雨がやみましたね。僕は1日目だけの参加でしたが、柵作りが順調に進んだみたいで良かったです!
マルノコ、インパクトドライバー、チェーンソー。使える工具が増えてきて、いろんな作業ができるようになりました。
>ナガトモくん
そう言えば、1日目に別働隊で途中まで作った「道具入れ」は、あれからどうなったんだろ…?
「道具入れ」は丸太で構造だけ組んで、壁はナシにしてブルーシートで囲みこむ様式にしました。屋根はコンパネを置くだけ。(手抜き?)
今回はタバタ、タマちゃん、ヒロシの各班長が大活躍でした! 僕はなんちゃって棟梁なので、実は大雑把で不器用なのですよ。
ミリ単位の正確さが要求される作業で、各班の性格が出て、見てて面白かったです。作業は早いけどちょっと雑だったり、ゆっくりだけど精密だったり。どちらにしろみんな楽しそうにやってて、いいなあと思いました。
それにしても広いデッキはいいですね!
班ごとに競い合って(?)の作業は見ていて面白かったです^^
きっと、ツリーハウスを訪れる度に、自分たちの作った手すりを見ては、作業の事が思い出されるのでしょうね。
ところで、デッキの上で昼寝したら気持が良いでしょうね~。
次回はデッキが完成なので、ぜひ試してみたいと思います。