【高尾山天狗トレイル】コース下見(2)
10月10日体育の日、雨の降る中、高尾山天狗トレイル2005・10キロコースの下見に行ってきました。
昨年の10キロコースのボランティアランナーを率いた“トダさん”をガイドに、今年の大会で10キロのボランティアランナーを率いる“ちなつちゃん”と、今回はカメラマンとして参加する私の、3人での道中となりました。実は、2年目の参加にして下見は今回が初めてなのです。
スタート地点の小下沢林道入り口からは、いきなり不気味にそびえ立つ圏央道の橋脚群が目に入ります。(みなさんスタートの前にチェックしてみて下さい。)
スタート直後は道幅広めの小下沢林道を進み、広場のようなキャンプ場跡で18キロコースとは分かれます。
キャンプ場付近では巨大なミミズがお出迎え。一瞬ヘビ??と見間違うほど。土が肥えているんですね。
キャンプ場跡からは、細い沢沿いの山道をひたすら上ります。木々が霧に包まれ幻想的な景色が続きます。葉が色付き始めた木々もあり、山の美しさを大いに味わえそうです。ところどころ、手を使わないと進めないような山道もあり、まさにトレイルの醍醐味といった感じです。
18キロコースとの合流地点からは、ひたすら下りが続き、切通しのような場所もありました。この下りに入ってから、突然、耳鳴りのようなゴーォーっという音が聞こえ出しました。下を通る中央自動車道の音でした。美しい山に不似合いな音。思わず耳を塞ぎたくなりました。
ふと、山道からアスファルトの道に出ると、小仏峠へと向かいます。すぐに山道が現れ、再び上りが待っていました。途中に湧き水を発見。ごくごくと飲み干すと、俄然力がみなぎります。力強く山道を進み、視野が開けたと思うと、目の前には立派な欅の木(おそらく)と少し傾きかけた茶屋跡が。今は、人気もなく静まり返った茶屋跡も、トレイル当日には熱気と山中ガイドの声で賑わっているのでしょうね。そんな茶屋跡をくぐり抜け、ベンチの並ぶ峠を後に最後の上りへと向かいます。
雨でどろどろになった山道を上りきると、給水ポイント。ここから再び18キロと分かれ、アスファルトの林道を下ります。ひたすら下りが続き・・・。まだかまだかと思った頃に18キロとの合流地点。さらに砂利道を下って行くと日影沢キャンプ場のウッディハウスが見えてきました。当日には観客の声援の中、どんなドラマが待っているのか・・・。そんな思いを抱きながらゴール地点へ到着しました。
ランナーの皆様には、ぜひ、この山の美しさと厳しさ、そしてあまりに不似合いな音の対比を体感して頂きたいと思いました。
(川口隼人)
【高尾山天狗トレイル】「Tarzan」で紹介されました。
ボランティアランナー(18㎞)
「アドベンチャースポーツマガジンWEB」にレポート掲載
パスタ配布レポート
関場峠~景信山区間山中ガイドレポート
2005年10月13日 Posted by虔十の会(ケンジュウノカイ) at 21:24 │Comments(0) │高尾山天狗トレイル
木曜の練習での筋肉痛がまだ残っていますが…
10キロの部に参加してきます。
雨は朝までに止むそうなので、大丈夫かな?
足元が滑りやすくなっているだろうから注意しないとね。